診察時には医療用語を使用しないでお話をすることを心がけております。医療用語を使い過ぎてしまうと、患者さまが診察内容を理解できず、不安な状態で検査や治療を行ってしまう場合があるからです。

なかには小学生のお子さまも患者さまとしてご来院されることがございます。一度説明しただけで全てを理解していただくことは難しいため、ゆっくり丁寧にお話しすると共に、親御さまに伝わるようにメモをお渡しするようにしております。言葉だけの説明だとお子さまから親御さまへの説明がうまくいかず、ケガが良くなっていないのに、体育の時間に運動をしてしまい、症状が悪化してしまうことがあるからです。メモには、ケガの症状、ケアの仕方、注意事項、次回来院予定日といった内容が書かれております。

一方で、ご年配の方には耳が遠い方もいらっしゃいますので、大きな声ではっきりをお伝えするようにしております。診察時に治療や症状についてわからないことがございましたら、ご質問ください。